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2014-06-19 Thu
金時鐘 「猪飼野詩集」 (岩波現代文庫) 2013年12月17日刊
猪飼野とは、大阪市の一画にあり、1973年2月1日を期して地名としては消失したのですが、在日朝鮮人の方が多く住み、彼らの代名詞のような町でした。
著者は、在日民族団体の活動家でした。朝鮮戦争時猪飼野の工場では、殺傷兵器の部品を作っていました。それは、生活のために、同族を殺す側に同族が加わることを意味していました。彼は、その仕事をやめさせる活動をしていたのですが、それは、なけなしの食い扶持を潰す側にいたということになります。
著者は、「理念と現実との間で、私の青春は細りにほそった」と書いています。
「見えない町」から
なくても ある町。
そのままのままで
なくなっている町
電車はなるたけ 遠くを走り
火葬場だけは すぐそこに
しつらえてある町。
みんなが知っていて
地図になく
地図にないから
日本でなく
日本でないから
消えててもよく
どうでもいいから
気ままなものよ
2014-06-19 Thu 19:15 | 新刊本
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