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2014-04-04 Fri
小沢信男 「捨身なひと」 (晶文社) 2013年12月20日刊
著者が、生前交流のあった花田清輝、中野重治、長谷川四郎、菅原克己、辻征夫について、書いたり話したことをまとめた本です。
捨て身であったということは言葉を変えれば、純粋だったということでしょう。
花田は、芸術は芸術運動のなかから生まれるとの信念に忠実でしたし、中野は、優秀な庶民の魂を信じていました。長谷川は、ただ単に生きてあること、すみずみまで全的に生きてあること、これだけが問題であるとし、幸福だとか不幸だとか苦しみだとかは、その構成分子なのであると語っていました。菅原は、人生は浅ましい勝ち抜き戦なんかではない、負けても負けても自分に正直であることにへこたれないと考えていました。そして、辻は、詩人でしかありえない運命に捨て身でした。人間がこの世に生きてあることのいわくいいがたい味わいを言葉を織ってさながらに掴みとる、それこそいのちがけの繊細な作業に対し勇敢でした。
2014-04-04 Fri 19:02 | 新刊本
<阪田寛夫 「まどさん」 (ちくま文庫) 1993年4月22日刊 | TOP | 徳岡孝夫 「五衰の人」 (文春文庫) 1999年11月10日刊>
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