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2014-03-25 Tue
木山捷平 「角帯兵児帯」 (三月書房) 昭和43年1月25日刊
木山の、主として晩年に書かれたエッセイ集です。タイトルになっている角帯兵児帯という一文は、「帯を後に結んでおくと、ついそのまま寝てしまい、眼がさめた時、帯の結び目が背骨にストレスをおこして、神経痛がおこりがち」であるから、「日本の男はすべからく帯は前結びにするように」という新工夫はないものであろうかと嘆きます。また、隣近所では一軒のこらず泥棒にやられているのに、自分の家には入られたことがないことを嘆いて、「だから私は近頃では夜も昼も玄関に鍵をかけないで、焼酎の四合瓶を一本用意して、来たら一緒に飲もうと心ひそかに待ち受けているのであるが、それでも泥棒はなかなか入って来ないのである。」ととぼけたことを書いています。
この本の終わりに「敗戦直後満州で作った歌」が載せられています。その中の一首に
幼な児に自刃をしへし友とのむ真昼の酒の腹にしむかも
というのがあります。この友というのは、詩人の逸見猶吉のことです
2014-03-25 Tue 19:46 | 古本
<安藤鶴夫随筆集「百花園にて」 (三月書房) 昭和42年1月1日刊 | TOP | 徳岡孝夫 「五衰の人」 (文春文庫) 1999年11月10日刊>
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