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2013-06-12 Wed
小山清「日日の麺麭・風貌」(講談社文芸文庫) 2005年11月10日刊
小山は昭和33年12月に最後の小説集として筑摩書房から「日日の麺麭」を出していますが、この本はそれとは関係なく編まれています。
小山は、昭和33年10月1日に脳血栓で倒れ、失語症にかかり、言葉と文字を失ってしまいます。そのため、小山一家は生活保護を受けるようになるのですが、それだけでは生活ができず、小山の奥さんは過労と心労で心を病んでしまい、昭和37年4月に睡眠薬を飲んで自殺してしまいます。
母を喪った子供たちは、父である小山に向かって、「お母さんを還せ、お母さんを還せ。」といって迫ったと記録にあるようです。なんとも痛ましいエピソードです。
その後小山は少しずつ言葉を回復していき、この本にも納められている「老人と鳩」、そして絶筆となった「老人と孤独な娘」といった作品を書いています。
彼は昭和40年3月に急性心不全で亡くなりました。享年55歳でした。
2013-06-12 Wed 19:24 | 古本
<小山清 「落穂拾い・雪の宿」 (旺文社文庫) 昭和50年12月10日刊 | TOP | 徳岡孝夫 「五衰の人」 (文春文庫) 1999年11月10日刊>
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