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2013-06-07 Fri
小山清「落穂拾い犬の生活」 (ちくま文庫) 2013年3月10日刊
これは、小山の第1小説集である「落穗拾ひ」と第3小説集である「犬の生活」の2冊を1冊にまとめたものです。「犬の生活」は1955年6月に筑摩書房から出ています。ちなみにこの年の11月に「落穗拾ひ・聖アンデルセン」が新潮文庫から出ています。
このころが、作家としてもっとも充実していました。
この中に「その人」という作品があります。これは、横領の罪で8ヶ月ほど服役していたときのことを書いた作品です。「その人」とは、看守のことです。服役者として、看守の一挙手一投足に微妙に揺れる心理状態が描かれています。その中の一文から。
「私は謝罪の心もなくて、『すみません。』と容易に云うことが出来る、そして面を拭っていられる、単純な奴にしか過ぎない。なんによらず、私は自分の過去のことで、なにが為になったなどとは云えもしない、云いたくもない。ただ、私のような者にも思い出がある。それだけだ。」
2013-06-07 Fri 18:17 | 新刊本
<小山清 「小さな町」 (みすず書房) 2006年10月10日刊 | TOP | 徳岡孝夫 「五衰の人」 (文春文庫) 1999年11月10日刊>
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