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2011-07-05 Tue
久松健一 書物奇縁
大学の先生が書かれた、古書にまつわるエッセイです。中でもとりわけ印象深かったのが、次のようなエピソードです。あるとき、店の主人から「宝物を買ってくれないかい」と声をかけられ、「質問はたった1度しかできないよ」と言われ、「これでいい。5万円だ」と言われます。これは当時の1か月分の家賃とほぼ同額だったそうです。そして、「おたくに託したい。金は後でいい」と言って、紫色の風呂敷を恭しく机上に置いたそうです。風呂敷に包まれていたのは、寺山修司が学生時代に作っていた雑誌「風」だったそうです。その後1週間もたたないうちに、その店は閉店してしまったということです。5万円という価格は、当時としてもかなり安かったように思います。古本好きなら、一度は夢に見る話です。私の場合は、そんな激レアな本でなくてもいいんですけどね。例えば、朔太郎のアルス版「月に吠える」5万円で売ってくれないかなあ。
この本では、寺山修司にかなりのページを割いていますが、佐藤泰志についても「佐藤泰志の作品の中で、間違いなく文学は生きている。忘れてならない作家の静かな声が、たしかに聞こえてくる。」と紹介しています。
2011-07-05 Tue 19:02 | 新刊本
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