-
徳岡孝夫 「五衰の...
[2014-07-17] -
伊藤茂次詩集 「な...
[2014-07-17] -
天野忠 「春の帽子...
[2014-07-01] -
天野忠 「木漏れ日...
[2014-07-01] -
天野忠詩集「その他...
[2014-07-01]
-
徳岡孝夫 「五衰の...
- 2014年07月
- 2014年06月
- 2014年04月
- 2014年03月
- 2014年02月
- 2014年01月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年09月
- 2013年08月
- 2013年07月
- 2013年06月
- 2013年05月
- 2013年04月
- 2013年03月
- 2013年02月
- 2013年01月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年09月
- 2012年08月
- 2012年07月
- 2012年06月
- 2012年05月
- 2012年04月
- 2012年03月
- 2012年02月
- 2012年01月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年09月
- 2011年08月
- 2011年07月
- 2011年06月
- 2011年05月
- 2011年04月
- 2011年03月
2012-11-07 Wed
岡崎武志 「上京する文學」 (新日本出版社) 2012年10月25日刊
著者は、故郷をあとにした作家たち、もしくは上京する若者を描いた作品たちを「上京者」という視点から読んでみたもの、最終的には「読書のすすめ」を目ざしたと書いています。これはなかなかおもしろい視点でまとめましたねという感じです。
啄木については、「家族や故郷を捨て、東京という都市で一人暮らしをする若者の『心の姿』を短歌に託した。」とし、フォークソング歌手になぞらえたりしています。また賢治については、井上ひさしの「つねに自分の可能性は東京に出たらあると思っていたふしがある。」という言葉を紹介しています。太宰については、「東京に向かうことはむしろ下降に働いた。東京から離れるとき、彼の精神状態はいくぶん上昇していく。しかし上昇するとき、太宰の太宰たるべき創作力は弱まっていく。太宰はけっきょく上京するしかなかったのである。」。これなど就中白眉かなと思います。
続編を期待したいところです。
2012-11-07 Wed 17:03 | 新刊本
<山田稔 「コーマルタン界隈」 (編集工房ノア) 2012・6・1刊 | TOP | 徳岡孝夫 「五衰の人」 (文春文庫) 1999年11月10日刊>
八十島法律事務所
〒060-0042
札幌市中央区大通西10丁目
〒060-0042
札幌市中央区大通西10丁目
●地下鉄東西線「西11丁目駅」下車
3番出口直結 南大通ビル9階
●市電「中央区駅前」停留所より
徒歩約2分
●近隣に有料駐車場有り