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2013-09-12 Thu
高木護詩集 (五月書房) 昭和49年11月15日刊
限定1000部のうちの359号です。高木は放浪しながらも、若いときから詩を書いていました。この詩集は、それまで出した詩集および未刊の詩集から、高木自身が選んで編んでいます。その中から。
秋
子供とぼくはいる
ふたりでいる
草の上に坐っている
空を見上げている
見えるものは、みんな他人のものだよ
うん
親のぼくの頭も弱いが
どうやら
子供の頭も弱いようである
見えないものがきっとぼくらのものだよ
うん
はらが減ったか
うん、へった
2013-09-12 Thu 19:19 | 古本
2013-09-12 Thu
高木護 「人間浮浪考」(財界展望新社)昭和48年5月1日刊
高木は、熊本県に生まれ、14歳から家を出て働き、人夫を中心に百以上の職につき放浪。ごろ寝、ぶらぶらの旅を続けた人でした。
この本は、彼と同様に浮浪し野垂れ死にした、木喰上人、種田山頭火、長谷敏男、辻潤、尾形亀之助、矢橋丈吉、宗不旱、尾崎放哉、吉村光二郎といった人たちを取り上げオマージュを捧げています。こんなことを書いています。
「私が出遭った三十年も四十年も人夫をしている相棒たちの顔は、翁の面のように美しかった。少々カリカチュウルにいわせてもらうと、修行のつんだ禅坊主のような顔でもあり、鉄鉢を捧げた行乞僧のような顔でもあった。あんな美しい顔になれるんだったら、老いて働けなくなって、行き倒れになってもいいから人夫のままで生を終わったとしても満足だ、とわたしはたしかめるように何度もつぶやいたものだった。」
2013-09-12 Thu 19:15 | 古本
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