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2013-08-22 Thu
富士正晴「極楽人ノート」 (六興出版) 昭和54年6月25日刊
富士正晴のエッセイ集です。ほとんどが人物評となっています。
表題となっている「極楽人ノート」では、こんなことを書いています。
「何でまたと不思議であったが三島由紀夫が夢に出てきた。」という話から、彼の人生は、「幼いころから男の子の世界に飢渇感をおぼえつづけ、その世界に、次々に思いを遂げた」とし、「しかし、男の世界に、男っぽく努力して思いを遂げたというのも考えてみれば中々技巧的なはなしで、そのあたりも、三島由紀夫は計算して一段一段無理なく登っていったのだと思わざるを得ない。」と書いています。
2013-08-22 Thu 19:51 | 古本
2013-08-22 Thu
ねじめ正一 「荒地の恋」 (文春文庫) 2010年7月10日刊
無類に面白い本です。「荒地」とは、この話の主人公である北村太郎と田村隆一が属していた詩人たちのグループで、北村と田村は、中学時代からの友人でした。ところが、何を血迷ったのか、北村は53歳にして、田村の連れ合いに恋をし、家族を捨てて、田村の連れ合いと一緒になります。そうまでして一緒になったのに、女はやがて田村の元に帰り、北村はどうするのかと思いきや、妻の元には戻らず、娘より年若い女性に恋をするということになります。
まあこれはフィクションではありますが、外形的事実は、そのとおりであったようです。
自身も詩人であるねじめは、田村は詩のためだけに生きている男であると書き、北村については、仕事を捨て、家族を捨てることで詩作をするようになると書いています。まあ片手間では詩は作れないということでしょう。
この本の解説を書いている映画監督の西川美和は、「生活」を舐めたことで二人とも生活に復讐されたが、代わりに「生きた言葉」の湧き出す、血の通った人生を手にしたと書いています。
2013-08-22 Thu 19:48 | 古本
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