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2012-11-10 Sat
山口瞳「江分利満氏の優雅な生活」 (新潮文庫)昭和43年2月20日刊
昭和37年度下半期の直木賞受賞作で、映画化もされています。
解説者の秋山駿によれば、「生活と人生に関する観察家の文章である。」と書いていますが、いわゆるユーモア小説とは一線を画した内容となっています。
たとえば、「不安と焦燥と反撥と労わりあいみたいなものが江分利の新婚6ヶ月だった。いつ頃からかはっきり分からないが、江分利は夏子と庄助を自分の妻として自分の倅として愛するようになった。夏子も時折、屈託なく笑うようになった。それが江分利には不思議である。実に不思議なのだ。」とか、「カルピスは恥ずかしい。昭和のはじめにあって、昭和のはじめに威勢がよくって、それがずっと10年代から戦後の今でも威勢がいいような、そういうものが恥ずかしいんじゃないかね。大正末期・昭和初期という時代も、江分利にとって恥ずかしい。」と書いてあるあたりが、なかなか真似しがたい独特なものを感じます。
2012-11-10 Sat 09:49 | 古本
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