-
徳岡孝夫 「五衰の...
[2014-07-17] -
伊藤茂次詩集 「な...
[2014-07-17] -
天野忠 「春の帽子...
[2014-07-01] -
天野忠 「木漏れ日...
[2014-07-01] -
天野忠詩集「その他...
[2014-07-01]
-
徳岡孝夫 「五衰の...
- 2014年07月
- 2014年06月
- 2014年04月
- 2014年03月
- 2014年02月
- 2014年01月
- 2013年12月
- 2013年11月
- 2013年10月
- 2013年09月
- 2013年08月
- 2013年07月
- 2013年06月
- 2013年05月
- 2013年04月
- 2013年03月
- 2013年02月
- 2013年01月
- 2012年12月
- 2012年11月
- 2012年10月
- 2012年09月
- 2012年08月
- 2012年07月
- 2012年06月
- 2012年05月
- 2012年04月
- 2012年03月
- 2012年02月
- 2012年01月
- 2011年12月
- 2011年11月
- 2011年10月
- 2011年09月
- 2011年08月
- 2011年07月
- 2011年06月
- 2011年05月
- 2011年04月
- 2011年03月
2012-10-20 Sat
森榮枝 「麦わら帽子」 (編集工房ノア) 2012年7月7日刊
作者のことは全く知りませんでしたが、ノアが出しているので購入しました。作者は現在80歳と高齢の方ですが、80年代から90年代にかけて、同人誌に発表していた六つの短編からなる作品集です。
「済南まで」は、戦争中の大陸での日本人のおごりと、敗戦後の惨めな暮らしを対比したもの。「朴念仁」は、主人公が、小学校のときから一緒だった兄弟の兄と結婚するのですが、大人になって、この弟は、借金まみれで、結婚しているのに愛人を作り、周りに迷惑ばかりかけるどうしようもない人間になってしまいます。しかし、この弟は、女のように気のつく優しい子で、それは大人になっても変わりません。まるで兄とは正反対なのですが、主人公に言わせると、兄は、朴念仁なのでした。「六さんは、まわりの人から見ると嫌なおじんだ」で始まる「六さん」は、老人の孤独を描いたもの。「潮の泡」は、中年男性の女性の部下に対する淡い思いを綴ったもの。「とどまる」は、中小企業の社員の悩みを綴ったもの。「麦わら帽子」は、大学生の子どもがいる家庭の主婦が、手術を受けてから退院するまでの心のうちを綴ったものです。
どの作品も、なかなか捨てがたい味わいがあります。
2012-10-20 Sat 12:00 | 新刊本
TOP | 1-1/1件表示 1/1ページ : [ 1 ]
八十島法律事務所
〒060-0042
札幌市中央区大通西10丁目
〒060-0042
札幌市中央区大通西10丁目
●地下鉄東西線「西11丁目駅」下車
3番出口直結 南大通ビル9階
●市電「中央区駅前」停留所より
徒歩約2分
●近隣に有料駐車場有り