Renkei日記 - 八十島法律事務所

2011-12-13 Tue

坂崎重盛  「超隠居術」  ハルキ文庫


 今年「絵のある岩波文庫」が話題となった坂崎氏が10年程前に出していた本です。
「人として生まれてきて、自らの生を楽しまず、人を愛さず、快楽に身をゆだねずに、生を終えてしまってよいものだろうか。」良くないのでしょうね。
 隠居するか否かはともかく、自分にとって気持ちのいいものや事を見付けることはとても重要だと思っています。

2011-12-13 Tue 10:47 | 古本

2011-12-08 Thu

ピーター・バラカン  「音楽日記」 (集英社インターナショナル)


この方は、1974年に英国から日本に来ています。日本のどこが良かったんでしょうか。ふしぎです。80年代に、ベストヒットUSAや深夜にやっていたCBS60ミニッツで見ていました。そのころから日本語を流暢に話していましたが、書いたものを読んでも、とても外国人とは思えません。
 ただやはり英国人と思わせるのは、カタカナ表記です。ご本人もこだわっているところで、例えば、ヴァン・モリスン、ブランフォード・マーサリス、ノーラ・ジョーンズ、マイルズ・デイヴィス、ジョーニ・ミチェルが正しいのです。

2011-12-08 Thu 17:33 | 新刊本

2011-12-08 Thu

渋谷陽一・松村雄策 「渋松対談 赤盤青盤」 ロッキング・オン


ロッキングオンという雑誌を毎月読んでいたのは、今から30年以上も前でした。当時もこの渋松対談は名物企画でしたし、毎号楽しみにしていました。雑誌自体は買わなくなってしまったのですが、この対談が、単行本化されるたびに買っています。
 この対談は、特にためになるとか、中身があるというわけではないのですが、中高生時代に戻ったような気分になれるといいますか、はるか昔、友人とこういうのりで無駄話をしていたことを思い出されるところがいいと思います。
 今回この対談が実は架空対談で、実際には一人で書いていたという衝撃の真実が明らかにされました。考えてみれば、この雑誌の名物企画に架空対談というのがありました。今と違い、大物ロックミュージシャンの単独インタビューなどできなかったでしょうから、さも言いそうなことを言わせるこの企画もとても楽しいものでした。
これだけ長い間一定のクオリティーをもって対談することなど現実には不可能であり、だまされましたが、結局これが正解だったのでしょう。
 それにしても、村松氏にはまた本を書いて欲しいと思っています。

2011-12-08 Thu 17:25 | 新刊本

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